毎日があっという間に過ぎて、忙しすぎて気が付いたら1日が終わっているということは、介護の現場では誰もが経験するものです。しかし、職場環境の改善を意識しない限りいつまでも人手不足や繁忙な毎日だと継続するのが難しくなります。
職場環境の改善をするということは、今よりも良い環境で利用者の負担が減ったり、介護士の負担が減ったりすることを言います。
例として、訪問看護はそれぞれのヘルパーが個別、または二人で行動することが多いため、職場環境の改善といっても周りを見渡すことができません。全体的な様子を客観視できるのは、サービス提供責任者か管理者、運営側の人間で現場を詳しく把握している人達です。
職場環境の改善は、時間をどう使うかに焦点があてられます。いくつものルールに縛られて現場以外に時間が使われていることが分かれば、それを短縮する新しいルールを提案するのも責任者の仕事です。
職場環境の改善には、昔ながらの5Sの考え方がいいアイデアを生みます。業務内容を可視化することで、「整理・整頓・清掃・清潔・しつけ」ができているかチェックすることです。勤務時間や準備にかかる時間、事務所や訪問先での清掃はもちろん、身だしなみも要チェックです。
事業所全体が一つの指針を打ち出せば、チームワークに良い影響を与えます。職場環境の改善は利用者と介護士、介護士を管理する運営の三方向でお互い風通しの良い関係から行うべきです。従業員のチームワークは、利用者にも伝わるでしょう。これは一朝一夕で作られていくものではないですが、管理者は特に考えておかなくてはならないポイントです。職場環境を良くするためのポイントは、＜＜http://xn--u9jy72gttev2cklz34d0xyd3ucuw.com＞＞も要チェックです。
